１０月１２日現在、本州を直撃している台風１９号ですが、各地で非常に大きな被害が出ているようです。
中でも大変な状況になっている、多摩川流域の川崎市と、三重県・伊勢神宮のおはらい町周辺の状況をみていきたいと思います。
多摩川・鶴見川の氾濫警戒情報：川崎市警戒レベル４避難勧告発令
状況
地球史上最大級を言われている台風１９号は現在、本州へ最接近中ですが、多摩川・鶴見川の推移がかなり上がってきているようです。
台風１９号の接近に伴う大雨で、多摩川と鶴見川で氾濫の恐れがあるとして、川崎市は１２日午前１０時、川崎区、幸区、中原区、高津区、多摩区の浸水想定区域の４４万６６１８世帯、９１万５７７３人に「避難勧告」（警戒レベル４）を発令しました。
また、川崎区以外の６区の土砂災害警戒区域の４万２８００世帯、９万３６２７人にも「避難勧告」（警戒レベル４）を発令しました。
まだ、本格的に上陸する前からこの雨量と水位です。
これからまだまだ増水することが予想されますので、近隣の方は避難準備を心掛ける必要があります。
多摩川は今後増水し続け、一層危険が増します。
多摩川には絶対に近づかないように心掛けましょう。
近隣住民の声や反応
「普段は、さらさら小川ですが、いつもより流れが早く荒れています。
引き続き様子見でも、もう外にはでない！とりあえず。」
「多摩川水位上がってる場所が着々と増えている…」
「台風19号2日間の降水量が500ミリになる所もあるらしいが多摩川氾濫のハザードマップは同約490ミリで作られてるという…奥多摩方面で大量に降るようだとヤバいと思うのだが…」
「川も怖いし高潮も発生するとかなり危険です。
避難できる時間も後僅かしか残されていないかもだけど、避難指示が出たら自己判断せず即避難、不安に感じたら避難指示を待たず直ぐに行動された方が良いかと思います。」
「15年前に都内でマンション探しをしていて感じたのは、同じ最寄り駅でも土地が低いところは土地も安く住宅も割安だったこと。
湾岸に高層マンションが林立してますが、災害には極めて弱いです。」
「まだ6時間以上は現状の雨が降り続く。
しかも増水はその後遅れてやってくる。
早めに安全な場所に躊躇なく避難してもらいたい。」
「多摩川は既に随所で河川敷が冠水している。
台風上陸前でこれだと、上陸後はどうなってしまうのか。」
まだ台風直撃本番前なのにこの状況です。
まだ避難に間に合う方、後悔のないよう避難していただきたいと思います。
伊勢神宮おはらい町おかげ横丁が水没？！
状況
三重県の伊勢神宮のおはらい町が水没したとのことです。
五十鈴川が氾濫危険水位に達しているようで、今後の動きも心配です。
市災害対策本部によると、伊勢神宮内宮の近くを流れる五十鈴川と支流の矢田川の水位が「警戒レベル４」に到達しました。
一部が周辺の田や道路などに越流した可能性があります。
同市楠部町などで床下浸水などの被害が出ているといい、市が件数や状況の確認を急いでいます。
市は１２日午前１１時半現在、市内１万７７１２世帯、４万４２６２人に避難指示を出しており、このうち４９６世帯、８１３人が学校や公民館などに避難しています。
現時点でけが人や行方不明者は確認されていないようです。
近隣住民の声や反応
「テレビ見てびっくり。伊勢神宮のすぐ横を流れてる五十鈴川が氾濫しそう……」
「おかげ横丁やおはらい町は、もう時間の問題…」
「関東に上陸すれば史上最強台風になるかも、という前提でニュースが流れているが、予想降水量は関東より東海の方が断然多い。」
「東海地方の状況をもっと取り上げて欲しい。」
「伊勢神宮はどうなるのでしょうか。心配です。人命優先です。本当に被害が少ないことを祈るます。」
「自分が知っている五十鈴川とはまるで違う様相。」
「大昔、外宮にも御手洗い場があったのではないか、地震等で川の流れが変わって今は川がないのではないかという説を読んだことがある。」
「伊勢神宮も地形が変わる時は変わるのでしょうが、清らかな五十鈴川にはこれからもそうであって欲しい。」
「想像以上に速いペースであちこちの川が、レベル4に達している様に思う。」
「地球史上最大級」の台風１９号が 本州直撃、甚大な被害も！まとめ
・地球史上最大の台風１９号が日本を縦断中
・多摩川、鶴見川の氾濫や、伊勢神宮おはらい町の水没など、各地で甚大な被害も
・近隣住民も不安の声
一つの台風で、上陸前に三重、神奈川、東京、群馬、静岡、愛知など東海・関東の河川が氾濫危険水位を超えるという異常事態が発生しています。
こんな大規模な台風がこれまでにあったでしょうか。今後の推移を見守るとともに、被害が最小限に留まることを祈るばかりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
