埼玉県の保育園で、なんと70歳を超えるベテラン女性保育士が、園児たちに暴言や暴行を働いていたことが判明しました。
市当局の調査で実態が判明し、本人は既に退職しているそうです。
保育園も弁明?のコメントを発表していますが、あまり誠意が感じられる内容ではありません。
何ともいたたまれない事件ですが、こちらについてみていきましょう。
吉川保育園でおきた暴言・虐待の内容は?
埼玉県加須市の社会福祉法人が運営する認可保育所「吉川保育園」(定員60人)で、70歳代の女性主任保育士が、昨年度から今年4月にかけ、園児に暴言を浴びせていたことが判明しました。
この保育士は既に6月付で自主退職しているようです。
保育士は、園児に対して「ばか」「まぬけ」「のろま」という暴言を使ったり、また、園児を足で払いのけたり、じゃれ合っていた園児どうしの頭をぶつけたりしたといいます。
幸い、園児にけがはなかったのが不幸中の幸いです。
保育士は、市の聞き取りに対して「責任感からついつい厳しい口調になってしまった」と説明していました。
そしてまた「(自分の対応・態度などから)虐待と取られることがあったのは分かる」とも話したそうです。
さらに、保育士は土曜の保育で園児に提供するべき給食を、少なくとも五年前から提供していなかったことも判明しています。
代わりにそれぞれの保護者に弁当を持参させていたようです。
吉川保育園は、今回の一連の報道について「利用者の方への説明も済んでおり、改めてお話できることはありません」としています。
この背景として、市当局によれば、今年4月頃から関係者による情報提供があり、今年5月から6月にかけて立ち入り調査を実施していたことが挙げられます。
そして、市はこの虐待と疑われる行為に対し、児童福祉法に基づき、6月に運営法人と保育園に対し、改善を指導しています。
暴言・虐待した保育士はどんな人物?世間の反応は?
ベテランで70歳代にもなる保育士。
キャリアは40年以上にも上っていたようですが、一体どのような人物なのでしょうか。
保育士の名前についてですが、現段階ではどのメディアも公表していないようです。
また、顔画像などについても情報が公になっていません。
世間を騒がせる事件の張本人ですから、大手マスコミはじめ、大きなニュースとして追い、今後徐々にそれらの情報が明らかになっていくものと思われます。
世間の反応について、ネット上での反応をいくつか抜粋してみましょう。
「介護施設で自分もばかとかまぬけとか言われて蹴られたりすればいい。」
「自分が保育士に向いているかどうか、試験受ける前にわからないのかしら?」
「同僚の保育士は知っていたはずだから、本当は通報すべきだ」
「保育園で働いているが、保育士たちはみんな子供大好きで、子供のために薄給で懸命に働いている。」
「70代の保育士に、危険な場面のとっさの動きが出来るのだろうか。人手不足ですね。」
などなど、当然ながら辛辣を極めていますね。
特に、厳しい職場環境・労働環境で一生懸命働いている同業保育士からの厳しいコメントが目立ちます。
吉川保育園の暴言・虐待保育士はどんな人物?虐待や暴言の内容は?まとめ
・埼玉加須市の吉川保育園で70歳代のベテラン女性保育士が園児に暴言・暴行
・情報提供と市当局の調査で判明、保育士は自主退職
・世間では特に同業保育士から怒りの反応
70歳にもなり、そして40年以上の保育歴を誇るべきベテラン保育士が、なぜこのような虐待ともとれる行動を繰り返していたのか。
ネットの声にもあるように、周囲や保育園自身も、もこうした行動は当然知っていたはずですね。
結局、事実が公になってから後付けの形でのコメントです。
もう少し、誠意を見せて欲しかったですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。